お問い合わせメール:info@ishikurasekizai.co.jp
この度は、当店のホームページをご覧いただきありがとうございます。
私どもは、おかげさまで富山市内で石材業を営み50年となりました。
「ご家族と故人様との架け橋に、古くから親しまれているお寺さんとその地域の方々との
架け橋にと・・・地域に愛される石材店」を目指してまいりました。
それゆえ、代々のお客様や近所の方々が、ふらっとご来店されたりと日頃から
気の張らないお付き合いを通じ、お客様に育てていただいた感謝の気持ちで一杯です。
「思いやる心」「もてなす真心」があって初めて商売をさせて頂くことができることを
教えていただきました。
当店には、最愛の方を亡くされたばかりで、お墓のことでご相談にお越しになる方が
多く来店されます。傷心の中、何とか葬儀を執り行われ、四十九日の御納骨まで、
何となく気持ちが落ち着かない心境かと思います。
ご来店されたときには、まずお墓の話をするのではなく、看病のことや
最後に看取られたことなどをお伺いすると、本当に涙することが多々あります。
お施主様の故人様への想いを汲み取り、このことが墓石への想いや設計につながり、
私共の存在する意義・使命感につながっていきます。
また墓石契約後には、「ご安心ください、あとは私どもにお任せください」と伝えて、
お施主様の精神的不安を少しでもやわらげていただくと共に、誠心誠意で施工を
一所懸命させて頂いております。
完成後に、「ありがとうございました」と笑顔でおっしゃていただくと、
また次の仕事も頑張ろうという気持ちになります。そして、この仕事に就けて本当に幸せを
感じる瞬間です。
今の日本にも、神社や寺院にお参りする習慣は色濃く残っています。その風習は不変で、
日本人にとっては必要不可欠であろうと思われます。
しかし、近年民間霊園の普及や核家族化により、お寺さんへの関心が希薄になる方が
多くなってきたと言われています。
その一方で、現代において不可解な事件は増加の一途をたどっています。
人の生死を通じて、人の生きる説法を説いていただく。
人の本来あるべき姿を教示いただけるお寺さんは、これからの時代は特に必要とされている
存在だと思います。
日々の生活の中で少しの時間をつくり、お寺さんにお参りしてみるといかがでしょうか?
違った時間の流れ方を感じ、何かしら心地よい爽やかな気持ちになれると思います。
石倉石材店は、墓石はご先祖様とご家族を結ぶ「絆」の象徴であると思っています。
この大切な「絆」を、当店が設計から施工まで一貫してご提供し、お客様の想いやニーズを
正確に把握し、設計に反映して、石材の厳格な品質管理・正しい施工を行う事により、
末永く安心してご先祖様をお守りできる墓所を提供することをお約束致します。
そして、これからも信頼される墓石ディレクターとして真摯な姿勢で仕事に向き合い、
地域の方からも頼りにされる石屋を目指してまいります。
令和2年2月
代表取締役 石倉 忠